Quantcast
Channel: にっし~の日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 76

発達障害と学歴について

$
0
0

肩書について語ったので
ついでに学歴について語ってみる

 

taniryo.hatenablog.com

 

 

高卒の発達障害が陥る2パターン

 

特に発達界隈の高卒の人は、自分は大学に行けなかったコンプレックスから
「大学を出ている人は、自分なんかよりもずっと勉強ができて頭も良くて、すごい人ばかりなんだ」
とやたらと上に見るか
「大学を出ているからお勉強はできるんだろうが、別に仕事ができるわけではない。大したことはない」
とやたらと悪く言うかの、2パターンに分かれる気がする

 

 

今の学歴の価値

 

まあ日本は江戸時代から、(もっと言うと、大河ドラマの「光る君へ」で描かれている通り平安時代から)
生まれで身分が決まる身分制度が長く続いたせいか?
やたらとブランドを重視しがち

「この人は有名大学出身なのか!きっと頭がいいんだろうな」
「あの人は有名な大企業に所属しているのか!すごいな!」
「この製品はあの企業が作っているのか!買おう!」
などと肩書や学歴で人を判断しがちではある

昔はいい大学に行って、いい企業に入れれば、終身雇用で定年まで安泰だった

けれども、今は大企業でも早期退職をさせられる可能性もある
またコロナ禍や技術革新等の影響で大企業でも一気に傾いて倒産する危険性もある
(Amazonの急速な進出によって百貨店の売上が落ちる。Googleの普及によって百科事典の売上が落ちる。米の価格高騰で和食の飲食店の経営が苦しくなるなど)

だからいい大学に行って、いい企業に入れれば、終身雇用で定年まで安泰とは言えなくなった

また、仮に大企業で高年収だったとしても、それを元手に株や仮想通貨を買って、そこからさらに収入を得るといった、サラリーマンでも副業などができないといけない時代だ。

というか、大企業に入るよりも、YouTuberとして大成功した方が稼げる時代だ。別に大企業に入社しなくても、ほかにも稼げる手段があるのが今の時代

だから、以前よりは学歴の価値が薄まってきている気もする

 

 

 

今の時代はポータブルスキルのほうが大事

 

この前に実業家の方のセミナーに参加した

「これからの時代は次世代型人間になることが大事だ
次世代型人間とは4Cの能力があること

4Cとは
クリティカル・シンキング 批判的 
コミュニケーション 意思疎通 
クリエイティビティ 創造性 
コラボレーション 協調性 
の4つのこと


1つの会社に依存するのではなく、仮に会社を辞めても他の企業、他の環境でも通用するスキル、持ち運びができるスキル(ポータブルスキル)を身につけることが大事である」

という話をしていた


このように、
「(大企業などの)どこに居るのか?どこに所属しているのか?(大学など)どこに居たか?」
ということよりも

何ができるのか?(仮に大企業に所属していたとしても)自分のポータブルスキルを磨けているのか?
ということの方が、今の時代は大事になっている

そう考えていくと、発達界隈に染まっていくと発達界隈では良くても、一般社会では全く通用しない人間になってしまいがちだ
一般社会でも通用するポータブルスキルが身につかないという点では、発達界隈は問題があると言える

taniryo.hatenablog.com




以上のように、今の時代でも学歴などの肩書も大事ではあるけれども、その肩書に見合った経験やスキルがあることの方が大事

 

 

 

自分の目で見て判断することが大事

 

大学出身といっても人それぞれ

実際、有名な大学出身の人に会ったとき
「さすがは有名な大学出身だけあって、この人はすごいな!」
と思う人もいる

だが
「この人って本当に有名な大学出身??こいつはいったい大学で何をしていたの??」
と感じる人もいる

発達障害と言ってもスキルや特性や性格はバラバラなように
有名な大学出身といってもスキルや実力や性格などはバラバラだ
自分の目で見て判断するしかない

 

 

学歴マウントを取るひとは、学歴しか取り柄がない人

 

ちなみに30歳、いや今の時代は25歳を過ぎても
「俺は有名な大学出身なんだ!自分はすごいんだぞ!お前ら低脳とは頭のデキが違うんですw」
と言って学歴でマウントを取っている人
「ああ、この人は出身大学しか自分の誇れるものがないんだ・・・。
過去の栄光以外に他に何もない、何もできない、かわいそうな人なんだ・・・
アドラー心理学でいうところの自慢に陥っている人なんだ・・・」
と自分で言っているようなものだ

戦う顔をしていない、氣が入っていない人だ

taniryo.hatenablog.com



特に有名な大学出身にもかかわらず、発達界隈にいる人というのは、いろいろ終わっている
せっかく良い大学まで出たのに、就労継続支援や、就労移行支援から障害者雇用というのは、いろいろと終わっている。その人の両親がかわいそうだ

ただ、有名な大学を出ているというのことは、勉強ができてIQは高いはずだ。勉強ができるなら他のこともできる可能性はある
そのまま発達界隈に染まって終わるのか、また何か別のことを頑張るかは、その人次第だ

個人的には大学は出ている人は、発達界隈の人間であっても話や日本語が通じやすく、こういう状況になりにくいので助かる

 

huh?猫&うるさいヤギ GB素材 #memes #meme #猫 #ヤギ

https://youtu.be/ymArZnIoo08?si=5mcyoiVmTumh1cCD

 

 

 

学校の価値観から抜け出せない発達障害

 

学生気分のままの発達障害

あと、発達障害の人を見て思うのが、社会人になって何年も経っているにもかかわらず、いまだに高校などの学校の学生気分のままの人が多い

これも空気が読めない発達障害の特性の影響だろうか

「『廊下を走ってはいけません』『下校途中に買い食いをしてはいけない』など、学校では先生の言う通りにしないといけない
発達障害は会社の上司の言うことすら聞けない人も多いような気もするが)」
「学校のテストで良い点を取っている人が偉い」
「先生の言うことを聞いて、ちゃんと真面目に授業を受けて、遅刻せずに学校に行って、宿題を毎回出して、テストで良い点をとって、成績表が良い人が偉い」
「そうやってちゃんと勉強してテストで良い点をとって、良い大学に行った人が偉い」

という学校では価値観だった

だが学校を卒業して社会人になると

「まずは上司の言う通りにやること
慣れてきたら『なぜこの作業はこうしないといけないのか?』ということを考えて仕事をしないといけない」
「上司の指示を待つだけ、言うことだけしかできない『指示待ち人間』は基本的にはいらない
自分で考えて自分で動けないといけない
最初は決められた仕事をしていても、慣れてきたら1から立ち上げる新しい仕事にも参加することになる」
「いい大学を出ていて、すごい難関資格を持っていようと、仕事ができない人はいらない。
いい大学を出ているお勉強だけはできるアスペは基本的に会社にいらない」
「いい大学に行くには勉強だけできればいいが、会社ではコミュ力のほうが大事」

という価値観にガラっと変わる

この変化に対応できないと、社会ではなかなかうまくいかない

taniryo.hatenablog.com

taniryo.hatenablog.com

 

 

自分の人生は自分で決めないといけない

 

「この会社を続けるのか?辞めるのか?
どういうキャリアを作るのか?
あと会社から家に帰ったら何をするのか?どうやってプライベートを充実されるのか?」
という今後のキャリアも自分で決めていかないといけない

「自分は発達障害の障害者だから、いろいろ支援してくれるっぽいから
周りがなんとかしてくれるだろう」
と思って適当に生きていると、35歳で人生が詰む恐れがある

taniryo.hatenablog.com




学校の価値観は過去のものとして
「自分はどう生きるのか?どうキャリアを積んでいくのか?」
という社会人としてどう生きていくかを考えないといけない
学校の先生の言う通りにしていればなんとかなったのは、学校で終わりだ

他人に頼ることも大事なことではあるけど、結局、最後は自分がどう生きるかは、自分で決めないといけない


それを決められずに
「俺は悪くない!会社が悪い!社会が悪い!日本が悪い!定型発達が悪い!定型社会が悪い!親が悪い!お前が悪い!」
と他責にして、ダラダラと当事者会や発達界隈で傷のなめ合いだけやっていると、気が付いたら年だけ取ってしまい、なんの社会経験もなく歳だけとった人間になって人生が終わる

まあ、発達界隈はそういう人間ばかりだが

発達界隈にいる人を見て
「自分はこうなりたくない!」
と思うのであれば、反面教師にして他責にせずに頑張って生きよう



Viewing all articles
Browse latest Browse all 76

Trending Articles