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発達障害の人は野球を現地観戦するべき 中級編

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球速表示(スピードガン)を見て、球種を予想する

 

野球を野球場で、バックネット裏以外の席で見ていると、ピッチャーが何の球種をどこのコースに投げているかがわからないのがネックだ
家でテレビで見たほうが、どこに何を投げているかがわかりやすいのは良い

だが、球速表示(スピードガン)を見ると、だいたい何を投げているかがわかる

 

ストレート(直球)が145キロ前後のピッチャーの場合

145キロ前後 ストレート
140キロ前後 球威よりコントロールを重視してストレートを投げているか、シュートやカットボールを投げている
130キロぐらい スライダー
120キロぐらい フォーク
110キロぐらい カーブ、チェンジアップ
100キロ未満 スローカーブ

そのピッチャーの球種によるけど、たいていこういう球種を投げている
このようにスピードガンを見ると、何の球種を投げているかがわかる


キャッチャーの構えや、球の軌道、バッターの反応等を見ると

高め・低め
インコースアウトコース

のコースもだいたいはわかる

 

 

150キロを超えるスピードボールで力でねじ伏せていくのはわかりやすい

 

だが、なかにはそこまで球速表示が出ないにもかかわらず、抑えるピッチャーもいる
「なんでこのピッチャーは、そこまで球速が出ないのに抑えられるんだろう?」
というところを観察して
「なるほど!このピッチャーはここが良いから抑えられるんだねー、わかるよー」
という、球が遅くてもうまく工夫して抑えていることがわかると面白い

 

星野・下柳・渡辺俊が明かす 遅い球でも打者を打ち取るテクニック【ピッチャーズバイブル】

https://youtu.be/9PdGgz0SLKE?si=6jCWRkcZwdSNkJ7H


今年の夏の甲子園でも、霞ヶ浦高校の市村投手がストレートの球速が120キロ代ながらも、スローカーブやチェンジアップを駆使したピッチングで、強打の智弁和歌山打線に好投していた

 

 

 

バッターの反応

 

これに対するバッターの反応、ファールの打球を見ると、ピッチャーが優位なのかどうかがだいたいわかる

ストレートに対して、振り遅れたファールを打っている場合は
「ちょっとストレートに押されているなあ」
ということがわかる

ワンバウンドする球に空振りをしている場合は
「相当キレのいいフォークか縦スライダーとかの、落ちる球を投げているんだな」
ということがわかる

他に変化球をうまく打てていない場合は、変化球に相当キレがあるか
ストレートがかなり速いので、「ストレートに振り遅れないように早めにタイミングを取ってしっかり打たないと!」と思っているところで変化球を投げられていて、対応できていないのか

 

ここらへんを総合してみると、どういう球をピッチャーが投げていて、それをバッターがどのように狙いをしぼって、どうやって打っているのかがだいたいわかるようになる

 

 

ピッチャーの投げる球と、それに対するバッターの反応を見ながら
「次はストレートで押してくるんじゃないかな・・・」
「次は変化球を投げてくるんじゃないかな・・・」
と次にピッチャーが何を投げるのか(キャッチャーのリードを)予想するのも面白い

 

野村克也の理論満載 今日から野球の見方が変わる動画

https://youtu.be/zQMOrmTG0xk?si=PHjCpnNK-eMLD9-W

 

配球の基本をアニキに聞いてみたら…野球の概念変わりました。

https://youtu.be/UNjEH-5nPEU?si=OD0n8a1TCXSyLqqb

 

アニキの超配球論。異常に好評。

https://youtu.be/vNajKV1m6hE?si=XcTKjBXCMtij5527

 

 

 

守備シフト

 

ランナー3塁にいる状況で
内野は前進して、内野ゴロになったらホームで刺して
1点もやらない姿勢なのか
無理せずに3塁ランナーが帰ってもOKのシフトなのか

前者の内野前進の守備は、バッターに近づく分、強い打球が捕れなくなる可能性も高くリスクもある

そういう守備シフトを見るのも面白い


外野の守備位置を見るのも面白い
高校野球なんかだと、公立高校の攻撃時は3、4番バッターの打席の時は結構後ろに守っているけど、8、9番バッターの打席の時はかなり前で守っているときもある

 

ランナーのリードと、ピッチャーの牽制の駆け引きを見るのも良い

 

マニアックなところで言うと、守備のカバーリングを見ていくのも楽しい

 

通の人は試合前のシートノックを眺める
「やっぱりこのチームのショートの動きがいいんだねー、わかるよー」
「うわぁ・・・外野の肩が強いんだねー、わかるよー」
といろいろわかる

 

東都開幕戦に潜入!亜細亜大の鬼気迫るシートノックがエグい。。

https://youtu.be/C2XwPBLTXjs?si=4jYrAUQJzxOMT5Lm

 

社会人史上No.1!完璧以外ダメ…ENEOSの100%ノック!

https://youtu.be/3R9rKK7kuWk?si=3J7XrHi-JuP5lBP2

 

日本一練習する社会人「TDK」トクサンがついていけないハードノック。

https://youtu.be/ZmClqWfNtxA?si=6fK9X133shZWc75O

 

エネオス都市対抗予選敗退が3年ぐらい続いたときもあったし
TDKもここ2年ぐらい都市対抗予選敗退している・・・
社会人野球は厳しい・・・

 

 

 

まとめ

 

 

以上のことがわかってくると
「なるほど!これがこうなって、あれがああなって、それでこうなったんだねー、わかるよー」
とすべてを理解した気分になる(厨二病)

dic.nicovideo.jp

 

全てを知ってしまった猫 コメ付

https://youtu.be/9li1rkJMKAc?si=rcUTBSk4jd9B4VxK

https://youtube.com/shorts/9mrGjro0KL4?si=ix0oZJfe6w43UV4B

 

 

 

野球を球場で実際に見るようになってから生きやすくなった

 

自分も昔は発達障害の特性か、人に言われたことをそのまま鵜呑みにしてしまうきらいがあったけれども
野球を球場で実際に見るようになってから、自分で見て理解・判断する力、自分で考える力が身について、生きやすくなった感がある


発達障害として生きづらさを感じて生きておられたと思いますが、その中で工夫されたことはなんですか?」
神宮球場大学野球を見たことです。実際に球場で野球を見ると、実況も解説もないので、自分で見ていろいろ理解しなければなりません。その中で自分で考える力が身についたのが、自分の中ですごく大きかったと思います」
「????????」

という風になって、わかってもらえることはほとんどないですが・・・
当事者会や発達界隈では一度もわかってもらえなかった
そんなんだから、お前らは下(発達界隈)にいるんだよ


そういえば、発達障害と発達障がいの違いとして
発達障がいの人は
「学校の勉強や、学問を学ぶことで、学ぶことへの楽しみや好奇心を得られました」
「麻雀やボードゲームやテレビゲームをやることで、ゲーム的思考や勝負勘などが身につきました」
「ポーカーや、『汝は人狼なりや』やマダミスなどの正体隠匿ゲームをやったことで、他人の目線から自分はどう見えているのか?その中でどうすれば相手を上回れるのか?といった駆け引きや勝ち筋を考えられるようになりました」
「いろんな本を読むことで、自分だけの浅はかな考えだけでわかったつもりになるのではなくて、他の人の意見や考えをしっかりと聞いて、物事を考えられるようになりました」
といった一般的な趣味から自分が成長できる、できた場所、自分の居場所などを見つけている

 

 

対して発達障害の人は
「自分は発達障害の悩みを一人で抱えて、生きづらさを感じて生きていましたが、当事者会に行くようになって、みんなで発達障害による生きづらさを分かち合えるようになりました!」
と当事者会などの発達界隈の中でしか、自分が成長できる、できた場所、自分の居場所などを見つけていない

 


ここの差は大きい

実際、就労移行支援や発達界隈で学んだことが、仕事に生きていることはほとんどない

taniryo.hatenablog.com

 

 


あと発達障がいの人は定型社会、定型発達への苦手意識がないのも大きい

「自分は障害者だから、定型発達の人に比べて能力が低いんだ・・・。
と思ってたけど、なんだ、定型発達って言ってもこんなもんか
大したことねえな。確かにすごい人はすごいけど
ねえねえ、健常者が障害者に負けるってどんな気持ち??wwww」
という意識が多かれ少なかれあるので、そこまで定型発達への苦手意識がない

発達界隈にいる人を見ていると、定型発達や定型社会への苦手意識やコンプレックスが強い人が多い
そこのメンタルの差は大きい


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