パソコンで受験するCBT方式
最近の資格試験はCBT方式が多い
パソコンが置いてあるテストセンターに行って受験をする試験方法だ
試験会場で受験する「CBT」~受験編~
https://youtu.be/e0uOqEX6Rws?si=mT9hxlhStnbe7BZt
このようなパソコンで受験するCBT方式の試験は
「以下のア~エの記述のうち、記述が正しいものを選択せよ」
「以下のア~エの記述のうち、記述が間違っているものを選択せよ」
という選択式の問題が多い
根拠をもって説明できるようになること
問題集や模擬試験をやるときにこういう問題を解くときには
必ず根拠をもって説明できるようになるまで復習すること
たとえば
「以下のア~エの記述のうち、記述が正しいものを選択せよ」
という問題で、なんとなく適当にエを選んで、それが正解だったときに
「正解した!やったー!」
で終わらせるのではなく
「なんでア、イ、ウの記述は正しくないのか?どこが間違っているのか?」
と答えられるようになるまで復習すること
「なんか適当にエを選んだら正解だった!やったー!」
で終わらせていると
そうやって運が良いときは良い点が取れる。けれども、運が悪いときは点数も悪くなってしまい、なかなか点数が安定しなくなる
あなたが強運の持ち主で、運だけで試験に合格できる自信があるのであれば問題ない
けれども、そうでないのであれば、運だけで突破できるほど資格試験は甘くない
「なんか一回だけ72点ぐらい取れたことがあったし、なんとかなるだろう」
と思って受験しても、なんとかならないのが資格試験(実体験)
「なんでア、イ、ウの記述は正しくないのか?どこが間違っているのか?」
と答えられるようになるまで復習して
次に同じような選択式の問題が出たときに
「ア、ウ、エはここはこう違うので間違い
イは正しい記述
だから正解はイ!」
と根拠をもって答えられるようになること。そうすることで、だんだん安定して常に高得点が取れるようになっていき、合格率も上がっていく
模擬問題でほとんどの問題を根拠をもって、自信をもって答えられるようになれれば資格の合格は近い
仕事で大事なことは論理的思考力に基づく判断
この論理的思考力というのは、仕事でも役に立つ
人生では論理や損得勘定よりも
直観や自分の気持ちに従って思い切った決断をしたほうがいいケースもある
また、プライベートでは論理的にごちゃごちゃ考えるよりも、
「今日はあの気になっている店に行こう!」
「今日は麻雀をやりたい気分だから雀荘に行こう」
などの直観に従ってやりたいことをやったほうがいい
(衝動買いや、疲労による仕事への影響などには気をつけないといけない
自分も食いすぎによる肥満には気をつけないとな・・・)
ただ、仕事では論理を重視したほうがいい
仕事では判断力が大事だ
その判断を上司や組織の意向に沿って正しい判断ができる人が
「あいつは考えて仕事ができているな」
と評価される
逆に上司や組織の意向に沿わない判断をしてしまう人が
「あいつは何も考えていない。自分勝手だ」
と周りや上司から思われると、評価されない
このへんを
「この場合はこうする。これがこうなった場合は、こういうリスクがあるから一応上司に確認する」
といったように、ある程度は論理的に自分の中で組み立てて、ケースバイケースで対応できることが大事
まあこのへんを
「なんとなく」
で天性の感性やセンス、気合や根性でやれてしまう人もいる
けれども、こういう人は指導する立場になったときに
自分の感性をなかなか言語化できないから、後輩にわかりやすく指導できずに苦労してしまいがち
職種や仕事内容にもよるが、仕事を早く正確にやれることも大事だけど
この判断がしっかりできるかどうかが、評価の大きな違いになる
前にも言ったが、特に事務職は野球と同じ
自分のやるべき書類、すなわちストライクゾーンに来た球は、ミスショットをせずにしっかり打ち返す
自分の業務外の他人がやる書類、すなわちボールゾーンの球は打たずに見逃す
ストライクゾーンかボールゾーンかわからないものは上司に確認する
このように打ちに行くか、打たないかの判断も大事
「仕事は早くやるのが大事」
と思いがちだけど、正確性や、こういう状況判断ができることの方が大事だ
発達障害と発達障がいの違い
「あいつは何も考えていない。自分勝手だ」
と発達障害と思われることが多く、評価されないことが多い
「仕事を言われた通りに一生懸命に頑張ったのに、なんか怒られることが多くて辛くて会社を辞めました・・・」
と当事者会で言っている人というのは、たいていここの判断が悪すぎるケースが多い
だが発達障害で、最初は自分勝手と思われる判断をしてしまっていても、
「この仕事のこのケースでは、こう動かないといけないんだな・・・」
「ちょっとこう言ってしまったのは相手に悪かったなあ・・・。今後は気をつけよう・・・」
と後天的に理解して、根拠をもって判断をできるようになった人。俗に言う空気を読んだ行動が、結果としてできるようになった人
もしくは特性の強さ等によりそれがなかなかできなくても、発達障害の優れた才能を職場で発揮しており
「あの人は職人気質なのか、マイペースで面倒臭い人だ・・・
けど、仕事はめっちゃできるからなあ・・・」
という評価をされている人
以上の場合は職場での生産性や存在価値があるので
発達障害でもクローズ(オープン)で長く定型の人並みに働けている人が多い
こういう人がバリ層(ギリ層)か
クローズでも働けていて発達障害でも発達障害と診断されないので、発達障害にならずにそのまま定型に同化した人になる
だが、どちらもできない人が、職場で居場所をなくして
「おいおい、これはこうするって言っただろ!何度言えばわかるんだ!」
と怒られて続けて、精神的に病んで退職してしまい
精神科を受診した結果、発達障害と診断されて発達障害になるケースが多い・・・
優れた才能というのは基本的に先天的なものなので、今から努力しても身につけることは難しい
だが、論理的思考は後天的に努力すれば、ある程度は身につけられるものだ
「自分はなぜこういう判断、決断をしたのか?どうしてこうやったのか?」
ということを自分なりに根拠をもって説明できるようになると、発達障害でも職場で評価される人間になれるかもしれない
論理的思考を身につけるため、資格取得を目指して勉強していくのもありかもしれない